朝マズメ情報局

都内在住・九州出身アングラーの釣り日記と情報共有ブログです

【2024年8月版】今が旬!カマスの釣り方と旬の楽しみ方

こんにちは、チャイムです。

釣り歴10数年のアラサーサラリーマンが、日々の釣り遠征の釣果記録やおすすめの釣り情報を綴っていきます。

 

今回は、これからが旬のカマスの釣り方について紹介していきます。

 

 

カマスの旬

カマスの旬の時期

 カマスの旬の時期は主に夏から秋にかけてです。特に7〜8月はカマスが最も美味しい時期とされています。夏の終わりから秋にかけてカマスは十分に脂がのり、身が引き締まって味わい深くなるため、多くの釣り人や料理愛好者にとって待ち遠しい季節となります。三浦半島などカマスの好漁場として知られる地域では、この時期にカマス釣りが本格化し、ルアーや仕掛けを使った釣りが盛んに行われます。

「アカカマス」と「ヤマトカマス

 カマスの主な種類には、「アカカマス」と「ヤマトカマス」があります。アカカマスはその名の通り体が赤みを帯びており、海水魚として日本海やインド・西太平洋に広く分布しています。冬になると脂がのって「霜降カマス」としても知られています。ヤマトカマス、または青カマスは、アカカマスに比べて少し小型で、体が青みを帯びています。どちらも食用として非常に人気があり、煮付けや塩焼き、干物などさまざまな料理で楽しむことができます。

カマスの釣り方

必要な道具と準備

 カマス釣りには、強靭で軽量なルアー竿やトラウトロッドが適しています。餌にはルアーやワームなどがよく使用され、ミノージェット天秤といった仕掛けも効果的です。狙う釣り場の状況に合わせてルアーの種類やカラー、サイズを選ぶことも重要です。 具体的な釣りポイントとしては防波堤や漁港などショアから釣ることができ、関東では三浦半島などにカマスが多く集まってきます

釣り方の基本

 カマスがよく集まるポイントとしては、港湾や堤防、浅瀬の磯場などがおすすめです。カマスは群れで行動することが多いため、群れを見つけたら持続的に投餌し続けることが大切です。ルアーを使用する場合、ゆっくりと巻いたり、一定の速度で引いたりすることで、カマスの食いつきを狙います。また、魚の活性が高い朝方(朝マズメ)や夕方(夕まずめ)を狙うと、より効果的に釣果を上げることができます。

サビキ釣りの方法

 カマス釣りの方法として、サビキ釣りも非常に有効です。サビキ仕掛けは、複数の針が付いた仕掛けに餌を付ける方法で、一度に複数のカマスを釣ることができます。サビキ釣りでは、餌となる小魚やエビ、カニを使います。まず、餌を仕掛けに取り付けたら、カマスがいる水深に投餌して、竿を軽くしゃくりながら待ちます。カマスが食いついたら、すぐに引き上げることで確実に釣り上げることができます。

カマスの調理方法

カマスのさばき方

  カマスは細長い体型をしており、さばき方もシンプルです。まず、頭を包丁で切り落とし、その次にお腹を開いて内臓を取り出します。内臓をしっかりと洗い流したら、腹骨を取り除き、身を3枚におろします。このとき皮を剥ぐことで生臭さが減り、さらに美味しくなります。

カマスの基本料理

  カマスは、その淡白な白身を生かしてさまざまな料理が楽しめます。まずは最もシンプルで美味しい「塩焼き」です。新鮮なカマスに塩をふりかけ、グリルで焼くだけで外はサクサク、中はふっくらとした食感が楽しめます。さらに、から揚げにすることで、外はカリッと、中はジューシーな美味しさが増します。また、旬のカマスを使って干物にするのもおすすめです。一夜干しにすることで、旨味が凝縮された絶品の一品になります。このように、シンプルな調理法でも、カマスの美味しさを十分に楽しむことができます。

梅雨カマスと秋ガマスの料理の違い

  カマスは一年を通して楽しめますが、特に梅雨から秋にかけてが旬とされています。この時期のカマスは、それぞれ特徴的な味わいがあります。夏ももちろん美味しいですが、梅雨の時期には脂がのり始めた「梅雨カマス」が出回ります。この時期のカマスは脂がのっており、シンプルな塩焼きや刺身にも最適です。秋になると、少し脂が落ち着いた「秋カマス」が出回ります。この時期のカマスは干物にすると、さらに旨味が増します。季節によって違った美味しさを持つカマスを、その時々の調理法で楽しむことができます。

カマスを楽しむためのポイント

旬のカマスを最大限に楽しむコツ

 カマスを最大限に楽しむためには、まずその旬を見極めることが大切です。カマスの旬は7月から8月にかけてで、この期間は脂がのった美味しい魚が多く揃います。三浦半島などの沿岸地域では特に釣れやすい時期です。釣りの際には仕掛けやルアーを使い分けることで、より多くのカマスを釣ることができます。また、調理法にも工夫を凝らし、新鮮さを活かした刺身や塩焼き、一夜干しなどがおすすめです。

保存方法と賞味期限

 釣れたカマスはすぐに調理するのがベストですが、保存が必要な場合には適切な方法を取ることが大切です。冷蔵保存の場合は、内臓を取り除き、水気をしっかりと切った上でラップに包み、冷蔵庫に保存します。また、冷凍保存をする場合は、真空パックを使用すると鮮度が長持ちします。いずれにしても、カマスは新鮮なうちに食べるのが一番美味しいので、できるだけ早めに食べることをおすすめします。

 

まとめ

これから夏に向けてどんどん脂が乗っているカマスが釣れやすくなります。夏の釣りは暑さが大敵ですが、朝マズメの涼しい時間帯や暑さが落ち着き出す夕まずめの時間帯を狙って、みなさんもぜひカマス釣りに挑戦してみてはいかがでしょうか。