朝マズメ情報局

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【ティップラン】おすすめエギ10選とその選び方

【参考】

【2024年最新版】夏のエギングにおすすめ!最強のエギ4選! - 朝マズメ情報局

エギングおすすめ最強PEラインとリーダー設定! - 朝マズメ情報局

ティップランエギングとは

 ティップランエギングとは、ボートを使ってアオリイカを狙うエギングの一手法です。特に深場での釣りに適しており、秋から冬にかけてのシーズンで最も効果的です。この期間、アオリイカは水温の安定した深場に移動するため、ティップランエギングが活躍します。

ティップランの基本的な釣り方

 ティップランの基本的な釣り方は「ドテラ流し」という方法です。ボートを流しながら、海底近くにいるアオリイカを狙います。エギが底に着いたら、しゃくり方が重要となります。エギを適度にしゃくり上げることで、アオリイカにアピールし、その後のフォール(落下)で食わせるというのが基本の流れです。ティップランエギングの魅力は、この微細なアタリを感じ取る釣り人の技量が試される点にあります。

ボートエギングとの違い

 ボートエギングとティップランエギングの大きな違いは、目的とする水深と使用するエギの特性です。ボートエギングは比較的浅場での釣りが中心ですが、ティップランエギングは深場を釣り場とします。このため、ティップランエギング専用のエギは重たく、安定したスイム姿勢や特殊な形状を持つものが多いです。また、デカ針やリーダーなど、アオリイカのフッキングを意識した道具選びも異なります。

ティップランエギングに必要な道具

 ティップランエギングには専用の道具が必要です。まず、ティップラン専用のエギが欠かせません。これらのエギは、重さや形状が異なり、アタリを誘発する機能を持っていることが特徴です。次に、専用のロッドとリールが必要です。ロッドはヤマガブランクスやエメラルダスといった専用のものが人気で、ティップ部が高感度であることが求められます。リールは、小型で軽量なスピニングリールが一般的です。ラインはPEラインを使用し、リーダーはフロロカーボンを選ぶと良いでしょう。

ティップラン専用エギの選び方

エギのサイズと重さ

 ティップランエギングでは、エギのサイズと重さが非常に重要です。一般的には3.0号から4.0号のエギが使用されますが、状況に応じて選ぶことが大切です。例えば、深場でアオリイカを狙う場合は、重めのエギを使用することで、底にしっかりと着底しやすくなり、根掛かりのリスクを減らすことができます。

 エギの重さも同様に重要であり、通常20gから60g程度のものが使用されます。風や潮の流れに合わせてエギの重さを調整することで、エギが自然に流れるようになります。また、エメラルダスステイなどの重さを調整できるタイプのエギも人気です。エギを用途に合わせて選ぶことで、ティップランエギングの効果を最大限に引き出せます。

カラーの選び方

 ティップランエギングにおいて、エギのカラー選びも非常に重要です。アオリイカは視覚に敏感であり、エギの色によって釣果が大きく変わることがあります。基本的に、天候や水の透明度に応じてカラーを変えるのがベストです。

 晴れた日や透明度の高い水では、自然な色合いのエギが効果的です。例えば、エギ王Kやダートマスターのようなリアル系カラーが良いでしょう。一方、曇りや雨の日、または濁った水の中では、パステルカラーや蛍光色のエギが視認性が高く、イカにアピールしやすいです。デュエルの「EZ-Q フィンプラス TR」シリーズは、様々なカラーバリエーションが揃っているため、シーンに合わせて選べるのが魅力です。

形状と動きの特徴

 ティップランエギング専用のエギには独特の形状があり、動き方にも特徴があります。一般的に、ティップラン用のエギは通常のエギよりもフォールスピードが速く、安定した姿勢で沈むように設計されています。

 例えば、「ヤマシタ エギ王 TR」や「ダイワ(Daiwa) 仮面シンカー」は、安定したスイム姿勢を保ちながら、デカ針によってイカのフッキングを確実にする設計がされています。また、特殊な形状やシンカー配置により、根掛かりを防ぎつつもイカにアタリを誘発する工夫が凝らされています。これにより、エギの動きを感じ取りやすくなり、アタリのタイミングを逃さずに確実にイカを捕えることができます。

 また、エギの動きは「しゃくり方」や「巻きジャクリ」といったテクニックに大きく影響しますので、自分の釣りスタイルに合ったエギを選ぶことが重要です。例えば、ティップランエギングのアクションのコツを習得することで、より一層エギを使いこなすことができるでしょう。

おすすめのティップラン専用エギ10選

1. YAMASHITA エギ王 TR

  YAMASHITAの「エギ王 TR」は、ティップラン エギングを楽しむ方々に高い評価を得ています。このエギは特に深場でのアオリイカ狙いに最適で、その重さとバランスの良さから安定したスイム姿勢を維持することができます。また、「エギ王 TR」はデカ針を採用しており、根掛かりを防止しつつ確実にイカをフッキングできます。このエギは、エギングの際に繊細なアクションを実現するための理想的な選択です。

www.yamaria.co.jp

2. DUEL EZ-Q フィンプラス TR

  DUELの「EZ-Q フィンプラス TR」は、ティップランエギングを愛する釣り人にとって必需品です。このエギは、独自のフィン構造によって安定した“しゃくり方”を実現し、イカの興味を引きます。フィンプラス TRは、特に難しい条件下でも効果を発揮し、アタリを確実にキャッチすることができます。また、そのカラーバリエーションも豊富で、状況に応じた選択が可能です。DUELの技術を結集したこのエギは、まさに最強の一本です。

www.duel.co.jp

3. ダイワ(Daiwa) 仮面シンカー

  こちらはエギに装着するシンカーで、ダイワの「エメラルダス」シリーズに対応しています。仮面シンカーはティップランエギングにおける革新的なアイテムで、特殊な形状と重さによって絶妙なダートアクションを生み出し、アオリイカを狙う際に非常に効果的です。また、エギ自身にシンカーを装備することで深場でも確実に着底し、効率的にイカを狙うことができます。

www.daiwa.com

 

4. 他のおすすめエギ

  この他にもDAIWA(ダイワ)の「エメラルダス ステイ」は抜群の動きと安定感で人気があり、「イージーQ ダートマスター」はその独特の動きがアオリイカを強く誘引します。また、「餌木猿」は、伝統的な形状ながらも現代のティップランエギングに対応できる性能を備えています。これらのエギは、それぞれの特性を活かしてティップランエギングをより楽しむための強力な武器となるでしょう。

www.duel.co.jp

ティップランエギングのアクションのコツ

  ティップランエギングにおけるアクションのコツは、特に「しゃくり方」にあります。アオリイカはエギの動きに敏感に反応するため、その動かし方には工夫が必要です。基本的には、エギが着底したらラインを張り、しゃくりを行います。この際のアクションとしては、鋭くしゃくった後にラインを緩めて、エギが自然に沈下するのを待つことが重要です。

  ティップランエギング専用のエギは、安定してスイムする特殊な形状を持っており、それを活かしたアクションも求められます。例えば、「エギ王K」や「デュエル EZ-Q フィンプラス TR」といったエギであれば、そのデザインがシャープなダートを実現し、アオリイカのアタリを誘発します。また、「ダイワのエメラルダスステイ」や「エメラルダス」のようなエギは、その形状が根掛かりを防ぎつつも効率よくフッキングできるよう設計されています。

  他には、船を流しながらの「ドテラ流し」の際、風や潮の流れを読みつつ、エギが海底付近を適切な速度で探るように専用リーダーや鉛スッテを使うのも効果的です。この際のしゃくり方は、エギが浮きすぎず、できるだけ底付近をキープするイメージで調整します。ヤマガブランクスの専用ロッドなども、そのしなやかなティップでアタリを取りやすくしてくれるため、技量に合わせた道具選びもアクションの一環と言えるでしょう。

  ティップランとは、ボートエギングの中でも特に深場にいるアオリイカを狙うがために特化された方法です。そのため、ティップランエギングでは、ティップラン専用のエギを用いて、船を流しながら海底近くのイカを狙います。特に秋から冬にかけてのシーズンが最も熱くなるため、この時期に適切なアクションを覚えることが釣果を上げる秘訣となります。最終的には、アオリイカの動きや傾向を自分なりに分析し、その日の状況に合わせたアクションを試してみることが重要です。

風や潮の流れを読む

  ティップランエギングにおいて風や潮の流れを読むことは非常に重要です。特に、風が強い日や潮の流れが速い時には、エギのコントロールが難しくなります。そのため、海況を正確に把握し、適切なタイミングで釣りを行うことが求められます。風が強い日は船の位置が安定しにくく、潮の流れが速い場合はエギが正確に底を取れなくなることがあります。こうした状況では、ティップランエギング専用の重めのエギや風や潮を読んだしゃくり方を工夫することが大切です。